青い炎

“テレビ人間”になる。

『セブンルール』~4人が真摯に向き合う密着ドキュメンタリー番組~

f:id:tmr0821:20170626021905j:plain

(出典:セブンルール | 関西テレビ放送 カンテレ

 

「こんな職業があるとは」「世の中、色んな人がいるなぁ」等、自分が普段見ている世界と違う世界を見せてくれる、密着ドキュメンタリー番組。

 

そんな密着ドキュメンタリー番組界は最近、

情熱大陸』『プロフェッショナル仕事の流儀』『アナザースカイ』『家、ついて行ってイイですか?』『YOUは何しに日本へ?』等々、群雄割拠の時代である。

 

f:id:tmr0821:20170619005756p:plain

(出典:『セブンルール』

 

そんな中で異彩を放っている番組が、様々な分野で活躍する女性たちの人物像を“7つのルール”から映し出す密着ドキュメンタリー番組、『セブンルール』 

この番組が際立っていると思う要因、それは「4人(本谷有希子・YOU・若林正恭青木崇高)がとにかく“真摯”であること」だ。

 

それが最も表れていた回が、「エッセイスト 下田美咲」の回だった。

 

f:id:tmr0821:20170621012154p:plain

(出典:『セブンルール』エッセイスト・下田美咲) 

 

自分の全てをネタとして作品にしてきた下田。そんな彼女は現在の妊婦であることもネタとして書いている。

下田「妊婦ならではの文章を書いて売っていかないと妊婦になったことによって失速しちゃうから」

下田「失速を避けるためには妊婦を売るしかない」

 

この言葉に対して4人でのやり取りが始まる。

青木「売りにしなきゃいけないかなぁ」

本谷「子供もつ時に、なんか…面白くなくなる感じはした。自分が。」

青木「若林さん、(下田さんのこと)好きですか?」

若林「好きとかとはまた別の気持ちだなぁと思ってて。面白いと思う。」

YOU「(青木くんは)ちょっと苦手かな?」

青木「僕はそうですね~」

 

多くの密着ドキュメンタリー番組は密着対象がカッコよく演出されており、見ている側は「これが一流か」「見習わなければ」という考え方に囚われる。ましてやスタジオで見ている人たちの意見は肯定ありきであることも少なくない。

 

しかし、この番組にはそれがない。全肯定という縛りなく4人が真摯に向き合い、自分が合うと思うものは合う、合わないものは合わないとハッキリと言ってくれる。

 

これこそが『セブンルール』最大の魅力である。

 

 

『ひよっこ』~日常の豊かさを感じさせる朝ドラ~

f:id:tmr0821:20170618155240p:plain(出典:5分で『ひよっこ』第11週~あかね荘へようこそ!

 

最近、毎日を楽しみにしてくれている 連続テレビ小説ひよっこ』(脚本:岡田惠和

3作品続いた「時代に翻弄される成功者物語」とは違う、「その時代を生きていた市井の人々の物語」をじっくり描くというのがこの作品の軸となっている。

(これは、昨年大ヒットした『この世界の片隅に』とも共通したものを感じる)

 

第11週「あかね荘にようこそ!」6月16日(金)の回は、そんな『ひよっこ』の良さがよく分かる回であった。

f:id:tmr0821:20170618155956p:plain

(出典:5分で『ひよっこ』第11週~あかね荘へようこそ!

 

はい、バーグあがった! たまってるぞ。早く持ってけ!

 日常でよくある焦りからくる“怒り”。そんな“怒り”を受けた側もやり返してしまい、「怒りの連鎖」が起きる。 

 

俺もさ、気をつけてはいるけど、忙しいと、ついこう声が大きくなって。「はい、持ってけ」 とか。そういうのほら、高ちゃんとかはあれだけど、みね子はひょっとしたら怖がってんのかなと思って。

省吾(佐々木蔵之介)は修行していたレストランや軍隊で辛いと感じていたことを、みね子(有村架純)にも感じさせてしまったのではないかと後悔していた。

f:id:tmr0821:20170618161641p:plain

(出典:5分で『ひよっこ』第11週~あかね荘へようこそ!) 

 

普段見過ごしてしまいがちなことに「他者への想像力」を働かせ、一歩立ち止まって考えてみる。これは、みね子の語りでもよく見られる。

ここには大勢の乙女たちがいました。みんなそれぞれに、私とおんなじように物語があります。なんだかそれって、すごいなぁと思います。そんな物語が、ものすっごくたくさんあるのが、東京なのかなぁって思いました

今まで考えもしなかったけど、食べ物屋さんが並ぶ商店街の裏には、こんな工場が日本中にあるんだなぁと思ったら、なんだか楽しくなります

そんな相通じる部分もあり、みね子はすずふり亭で楽しくやれているのかもしれない。そのように感じた。

 

こんな、日常のちょっとした出来事・違和感を逃さずに描き、積み重ねていく。

これが『ひよっこ』の魅力だと思う。

 

f:id:tmr0821:20170618163624p:plain

 (出典:5分で『ひよっこ』第10週~谷田部みね子ワン、入ります

 

 ちなみにこの後、高子(佐藤仁美)が

高ちゃんとかはあれだけど

という省吾の言葉に対して、

でも、まぁ、あれですよねえ。

とやり返し、

料理があがってなかなか運べない時、 「早く持っていけ」って言われると、 ちょっと、腹が立ちますよね。
まぁでも、軽~く復讐させて頂いてます。

と先ほどまでのイイ話と真逆の発言をしながらも、みんな笑っていた。

 

それもまた日常。

 

 

「青い炎」というブログ

「情報の波に飲み込まれかけている。」

「富嶽三十六景」の画像検索結果

(出典:富嶽三十六景)

 

2017年も半年が過ぎたある日、ふとそのように感じ、情報を整理しながら発信してみようとブログを始めることにした。

 

正直、「日記も一度もつけたことのない自分に続けられるのか?」「周りの良ブログと同じ土俵に立っていいのか?」など不安は尽きなかったが、「溺れる前にとにかくもがいてみよう」と思い至った。

 

 ブログタイトルは『青い炎』にした。

これは「普段周りに熱くは語れないが、内で静かに燃えている事について書いていこう」と思ったからだ。(最近ドラマ化されたあの漫画から拝借したわけではない)

「アオイホノオ」の画像検索結果

(出典:アオイホノオ:テレビ東京オンデマンド:テレビ東京)

  

内容はテレビ・ラジオ・映画についてが中心になるとは思うが、特にジャンルを決めずその時々で気になったことを書いてみようと思う。

 

どうか続けていけますように。